ライブラナチュテラピー株式会社 社長ブログ
ライブラナチュテラピー株式会社
アロマテラピーブランド「ライブラナチュテラピー」商品の製造販売やサロン運営、「ライブラ香りの学校」の運営など、全国を拠点として「セラピー」「癒し」をお届けしています。
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オリバー・ツイスト
最近上映の映画に、「オリバーツイスト」という映画がある。ハンチング帽をかぶった貧乏な少年、オリバー・ツイストの物語だ。登場人物オリバーは10歳だが、私は奇しくもオリバーと同じ10歳の頃にこのオリバーを題材としたコミック本を母に与えられ読んだ。元々原作はクリスマスキャロルで有名なチャールズ・ディケンズの小説だ。
貧しい孤児オリバーは幼くして両親を失い孤児院で育った。しかし、社会は孤児に冷たく、過酷な労働とわずかな食事でいつもおなかをすかしていた。ある日孤児院を抜け出し長い道のりををロンドンへ向かう。やっとたどりついたロンドンでは、オリバーは年老いた泥棒と孤児たちが組織する窃盗団に身をおくことになる。彼は窃盗団の子供たちに溶け込んでいき、他人のものを盗むことも、生きていくためとう過酷な状況で罪の意識も薄れていく。もっともオリバーの命を拾い、曲がりなりにも食事を与えたのは、この年老いたアウトローだった。社会は孤児に冷たく、金持ちたちは自分たちが贅沢をしてもそれを弱者に分配することがない。社会自体が決して善ではなく、悪にすら思えてくる。そのような絶望的な状況でもオリバーは生まれながらにもっていた気高い自尊心と優しい情によって懸命に生きていた。オリバーの純粋な心は同じく心ある紳士と引き合うことになり、やがて中産階級の養子として引き取られていく。
子供という存在は、そもそも純粋無垢のものとして、この世に生を受ける。しかし、このような救いのない社会で、保護も愛情も与えられず、神に祈ることも教えられず、やがてこの年老いたアウトローのような結末を迎えるのだろうか?最後にオリバーは監獄に入れられ絞首刑を待つ彼に面会に行く。オリバーは一緒に神に祈り、このアウトローに赦しと癒しが訪れることを望むが、それどころか脱獄の手引きをさせようとする老人に、少年は涙し、寂しさと、無力感に打ちひしがれてその場を去る。
実は作者のディケンズ自身、父親の破産により12歳で孤児同然となった。親類に引き取られるがそこには貧しく粗暴な少年たちとの工場での過酷な労働が待っていたのである。彼はこのオリバーに自分を写したのだろう。そして、貧しさとそれに見てみぬふりをする社会への痛烈な批判をこめて書き下ろしたに違いない。
彼の別の作品、クリスマスキャロルでディケンズは改心する老人、スクルージを描いたが、ここに描かれた窃盗団の老人は改心しない。なぜなら、このような彼を創り出したのもその時代と社会であり、社会自体が自らの中に暗い闇(原罪)を背負っているからだ。さて、われわれの21世紀は何を背負っているのだろうと、つい考え込みたくなる。
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by libranatutherapy | 2006-02-15 23:05 | 日記
 
 
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