ライブラナチュテラピー株式会社 社長ブログ
ライブラナチュテラピー株式会社
アロマテラピーブランド「ライブラナチュテラピー」商品の製造販売やサロン運営、「ライブラ香りの学校」の運営など、全国を拠点として「セラピー」「癒し」をお届けしています。
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日本人の信仰(1)恵みの神と祟り神
アロマの履歴書ばかりで、すこし食傷気味のかたもいらっしゃるかもと、ちょっとちがうテーマを挟んでみました。

【日本人の信仰】

日本独自の信仰といえば、神道(しんとう)です。明治維新以降の政治的なイデオロギーに利用されたため、軍国主義日本の象徴のようなイメージを持つ人も少なくありません。しかしながら、もともとの神道は、古代の人々の生活の中なら生まれた信仰心、すなわち自然を畏れ、親しみ、敬ってきた人々の自然な心から生まれてきたものです。

科学技術や医学が発達する前、自然は豊穣の恵みを与えてくれるありがたい存在であり、命を与えてくれる偉大な力でした。一方、時として天変地異の災害や雷や大雨で、人々に脅威をもたらす存在でもありました。

古代の人々は、恵みをもたらす方を和魂(にぎたま)、祟り(たたり)をもたらす方を荒魂(あらたま)と呼びました。荒魂は時には河川の流れや山の形を変える力、すなわち新しい秩序を生み出す力を内に秘めています。時として破壊の力は新しい秩序のはじまりでもあるわけですので、肯定的な一面もあります。一方、和魂は優しく見守る力、成長と発展の力を持つ存在です。

荒ぶる祟りの魂を丁重に扱うことで自然の脅威を鎮魂し、恵みの魂に感謝するという、日本人の「和」の心の原点がそこにみられます。

伊勢神宮などには、天照坐皇大御神をまつる正宮のすこし外れた小高い丘の上に、天照坐皇大御神荒御魂をまつる荒祭宮(あらまつりみや)があります。

このような自然への深い洞察と調和的な解釈をもって発展してきた日本の文化は自然を壊さず、自然を支配しないことをしきたりとしてきました。

今日、地球の環境に対する関心がたかまり、自然をそのままに守る考えや、また自らの暮らしを持続可能な方法で営み、自然の方法で健康を管理する。そのことが当たり前のようになってきたことは、喜ばしいことだと思います。

そのアイデアは、そもそも日本の文化のなかに、はじめからあったもので、西洋的なものばかりを日本の人々が取り入れるだけでは、いけないのではないか?
むしろ、日本の人々がいまこそ、そのすばらしい自然本位の文化を再確認し、世界にむかって声をあげるべきではないか?

そんな思いがあって、私は香房花舎をはじめました。日本の自然療法を語るにはまず、日本人がもっていた、自然観、その哲学を基礎となった宗教観をふりかえってみるのもまた、意義があることとおもいます。日本の伝統的な自然療法とかかわりのある日本人の信仰について考えてみたいと思います。
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by libranatutherapy | 2012-09-09 23:24 | ヒポクラテスな暮らし
 
アロマの履歴書(10)日本アロマテラピー協会の設立
日本アロマテラピー協会の設立

今では、検定受験者総数25万人を数える大組織となった公益社団法人日本アロマ環境協会であるが、その始まりは、意外にも小さく、質素なワンルームマンションからの出発であった。住所は飯田橋駅近くの千代田区富士見1-5-1-302と記憶している。

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この時もフレグランスジャーナル社の津野田社長はとても尽力された、マンションを契約し、スタッフを一人雇い、そしてコピー機も自らのポケットマネーで設置した。この協会の設立には、彼の相当な決意と思いがあったにちがいない。

このワンルームの事務所には、会議用の小さなテーブルがあり、そこに発起人(のちの常任理事)が6人ちょこんと腰かけて会議がなされた。本当に6人でいっぱい、いっぱいのテーブルと、折りたたみのパイプ椅子だった。この時の発起人は、栗崎小太郎氏、津野田勲氏、宇田川遼一氏(現AEAJ理事長)、林真一郎氏、尾上豊氏、そして私、林伸光だった。

最初はまず、設立へこぎつけることが第一のハードルだった。設立日は96年4月1日、総会は4月6日とすることとなった。初代理事長は前掲の我が恩師、栗崎小太郎氏、ほかの5名は常任理事ということになった。会長は名誉職なのであるが、最高顧問として学術的にも権威の高い、横山三男(当時、久留米大学医学部名誉教授)が選ばれた。
組織は、もちろん任意団体である。理事長の栗崎氏が対外的には総責任者であるが、申し合わせにより後の5人も連帯して責任を負うという、合名会社的な責任分担、すなわち6人が無限責任を負うということだった。

設立に向けて定款を作る作業が開始された。私(林)は、神戸市の職員をしていた経験と、社団法人日本青年会議所のメンバーで、社団法人運営をしていた経験を生かして、定款を社団用に作り上げ、その校閲を友人で弁護士の亀井氏(豊島・亀井・和氣法律事務所)に依頼した。彼は多忙な中、わずかな謝礼でこの仕事を引き受けてくれた。

会員集めは当初、困難だった。何せアロマテラピーの安全で健全な普及を目指すだけで、資格制度や会員になったときのメリットなど、はっきりとしたものは何もないのだから当然である。そこで、学校の生徒を多く抱える栗崎理事長と私は自らの運営するアロマテラピースクールの生徒に呼びかけ、栗崎理事長は約200人、私は約100人程度を集めた。のこりは、ほかの発起人たちのよびかけにより集まった法人を中心とした約50社(人)くらいだったとおもう。

総会時の会員は約450名、そのうち250名ほどが、水道橋のヴォーリスホール(明治学院の施設)に集まった。総会の司会は私であった。緊張感いっぱいで、設立議案を採決した。可決されて、胸をなでおろしたのを覚えている。とにもかくにも、私は公務員時代等の杵柄で、事務処理や会議をこなす能力に長けていた。

振り返れば、その後大きく成長する(公社)日本アロマ環境協会の原点であるが、今の同協会とは隔世の感を禁じ得ない。また、この原点を覚えずして今の協会はないということであるが、現在のメンバーには、ほとんど知られていない始まりの瞬間である。

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by libranatutherapy | 2012-09-04 16:08 | アロマの履歴書