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ライブラナチュテラピー株式会社 社長ブログ
ライブラナチュテラピー株式会社
アロマテラピーブランド「ライブラナチュテラピー」商品の製造販売やサロン運営、「ライブラ香りの学校」の運営など、全国を拠点として「セラピー」「癒し」をお届けしています。
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コンプリートブック下巻 のぞき見 その1「ケーススタディ」
非医療サービスとして「セラピー」のケーススタディ
AEAJのカルテ指導の際、生徒さんに医療的な記述の修正をお願いすることがあります。
ほとんどが、「肩こり」とか「むくみ」といった軽度の症状の記述なのですが、表現方法によっては医療行為にも思えることがあり、その修正を依頼するような場合です。それを受けた生徒さんには、「先生、それでは何のためにアロマテラピーをしているのかわかりません。ただ、リラックスだけのアロマテラピーなんて絶望します。」という返答をいただくこともあり、私自身が悩んでしまうこともしばしばです。
それでは、本当にアロマテラピーの役割は無いのでしょうか。それどころかアロマテラピーが本当に役に立ったとき、結果がでたときには即ち、あはき法違反となってしまうのでしょうか。いいえ、アロマテラピーなどの非医療セラピーが得意とする活躍の場がきっとあるはずです。次のケースは、いわゆる疾病の治療ではありません。しかしクライアントとセラピストの双方にとって豊かで輝く「セラピー」の記録です。ケース1と2は、病院内でのボランティアを中心とするアロマセラピストのケース報告、ケース3から6はライブラナチュテラピーのサロンのアロマセラピスト(マネージャー)のケース報告と手記です。

---------(ケース1、2は中略)----------------

ケース3 「こんな優しくされたのははじめて」
(クライアント像)
30代の女性クライアント。中肉中背で少々猫背気味の姿勢をされていました。
物静かな印象でしたが、微笑を絶やさず穏やかでやさしげな表情をされていました。
職業は事務系OLで、職場でストレスを感じられているそうです。
最近アロマテラピーを生活に取り入れ始めて、興味が湧いてきているところ。
取り立ててひどく疲れた部位はないそうです。
(トリートメント中の様子)
トリートメント中も特に変わったご様子はありませんでした。静かな佇まいのまま、少々おかしな表現ではありますが、「淡々とトリートメントを受けていらっしゃる」様に感じられました。時折表情を確認しても穏やかな印象で、触れ始めに少々感じられたお体の余分な力もスムーズに抜けており、最終的には少し寝息を立てて眠っておられました。
(トリートメントのあと)
お着替えを済ませられ、トリートメントルームから出てこられた表情も明るいご様子でしたが、トリートメント前とは明らかに違いが認められた点がひとつありました。眉から額にかけての表情筋が明らかに緩んでおり、非常に柔らかなすがすがしい表情になられていました。それを確認して初めて、施術前の穏やかに見えた表情の中にも緊張感があったことに気づきました。何はともあれほっと一安心し、ハーブティーをお出しして、しばらくは話しかけるのを控え、ゆっくり喉を潤して頂こうと立ち上がりかけたその時です。私はクライアントの異変に気づきました。
・・・彼女はひっそりと静かに、声を押し殺すように泣いていたのです。

その当時まだセラピストとしての経験の浅かった私は、何事かと驚き、慌て、動揺し、

・・・「どうなさいましたか?」 と聞くと、彼女は一言、
・・・「人にこんなに優しくされたの初めてで…」

とだけ小さな声で答えたのでした。
大切なクライアントに悪い異変が起こった訳ではない事が判り安心した私でしたが、それでもどうして良いか解らず、ただ曖昧な笑みを浮かべ、ティッシュペーパーを差し出すのが精一杯でした。
帰り際、このクライアントは、「アロマテラピーは楽しいものだとは知っていたけれど、これ程素晴らしいものとは思っていなかった。これから自分もスクールに通って、もっと勉強してみたい。」と言って帰って行かれました。
私自身もその有り難い言葉を頂戴したことに感激し、自分はなんと素晴らしい職業に就いたのかと、誇らしさと感謝の気持ちでいっぱいになった出来事でした。
(この経験が教えてくれたこと)
それから今までには、何度かアロマセラピストという仕事に行き詰まり、くじけそうになったこともありましたが、このクライアントの言葉が常に力を与え続けてくれています。
その時の、経験も浅く、技術も未熟で、泣き出したクライアントにどう接して良いかも判らずおろおろしていた自分自身と比べると、数多くのクライアントにトリートメントをさせて頂き経験を積んだ今の方が、もっとご満足頂くトリートメントや応対が出来ると考えるのが道理でしょう。ところが、実際は必ずしもそうではありません。経験の浅かった自分自身が精一杯、目の前のクライアントの事だけに集中し、自身の持てる限りの思いやりを伝えようとする気持ちと、未熟な自分に身体を委ねて下さるクライアントへの心からの感謝が、非常に純度の高いものであった事に気づきます。「手慣れた」トリートメントでは、あの時の自分を超えることは出来ない、その思いが今の自分を支えているように思います。あのクライアントの方には、今もなお感謝の気持ちで一杯です。

ライブラ香りの学校編「アロマテラピーコンプリートブック下巻」より
BABジャパン出版局より8月ごろ出版予定
by libranatutherapy | 2006-06-14 02:17 | 執筆活動・書評
 
 
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