阪神競馬場のある仁川駅から河川「仁川」をすこしあがったところに、1本の桜の木があります。なぜか、たった1本。桜並木があって桜があるのではありません。
たった、1本、孤独に立つ桜の木です。当然、交通の邪魔。狭い河川敷の道路は、車1台がやっとの狭い道。でも、この桜は、切られることなく、命をつないでいます。道に枝を張るたびに、苅られてしまうのでしょう。道側には、一切枝がなく、幹も川の中へと伸びています。まるで、川に逃れるようにも、見えます。幹は、割れていて、傷だらけです。幾度となく車にも当たられたのか、、、それは想像です。でも、この桜、僕が毎年、気にしている桜なのです。今年も、そこにあった。。。今年もつぼみをつけている。。。今年も咲いた。。。今年も満開。。。満開。。
この桜に何度、僕自身が勇気づけられたでしょうか!!
今年もまた、満開です。ありがとう。。。ありがとう。。。今年もありがとう
君との出会いが、人との出会いもまた、大切な1回1回であることをおしえてくれているよ。
と、僕はサクラに話かけるのです。
|
|
 |