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ライブラナチュテラピー株式会社 社長ブログ
ライブラナチュテラピー株式会社
アロマテラピーブランド「ライブラナチュテラピー」商品の製造販売やサロン運営、「ライブラ香りの学校」の運営など、全国を拠点として「セラピー」「癒し」をお届けしています。
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アロマの履歴書(5)香りのメッカ、グラース市訪問
一宮町とグラース市は、香りという共通点で友好都市提携をしていたというのは前回お話したが、いかにもアンバランスな提携であるといわざるを得ない。
かたや世界中の人々が知る香水の聖地グラース市であり、一方の一宮町は、日本人でも線香生産日本一の町であることを知る人は少ない。

このようなブログを通じて、我が母親のふるさと一宮町についてもっと知ってもらいたいので少し付け加えるが、一宮町は日本書記にも登場する香木伝説がつたえられる「枯木神社」のある町である。

聖徳太子のころ、淡路島の西海岸に大きな流木が流れ着いた。邪魔者あつかいして薪として燃やそうとしたところ、いかにも高貴な香りを発したことに村人は驚き、奈良の都までその噂が伝わった。この流木の一部は聖徳太子に献上され、太子はそれを使って仏像を彫ったという。そしてその一部は、一宮の海岸に面して建つ「枯木神社」のご神体として祀られていたが、宮司もいない小さな祠はやがて歴史の中にうずもれて行った。

一宮町とグラース市の提携を機に、何百年ぶりに白い布に包まれた香木が取り出され、一宮の観光ポイントとして祠が再建されたのである。

私は香りの館「パルシェ」の展示企画をするために、2度グラースを訪問した。観光親善の名誉副市長との肩書きのある、コストマニア氏を訪ねた。これも、資生堂さんへの突撃取材とおなじく、ほとんど何の手がかりもないままに、いきなり訪ねた。副市長というのでさぞ、年配の方かとおもいきや、当時30代前半の若さで、私も29歳だった。

コストマニア氏は私を歓迎してくれた。私は彼に会ったとき是非聞いてみたいことがあった。それはフランスのメディカルアロマテラピーの医師がどこかにいないかということであった。私はコストマニア氏に「日本ではアロマテラピーが注目されている。フランスにはアロマテラピーの医師がいると聞いたが、知らないだろうか?」と聞いてみた。
彼は一笑し、「アロマテラピー?ここは香水の町グラースだよ。そんなイギリス人の趣味につきあってはいられないよ。」これが答えだった。

私は愕然とした。日本で流布されているフランスアロマテラピーとは、実はごく一部の医師たちによる一部の研究にすぎなかったのだ。香水の聖地では、アロマなんかより香水という巨大ビジネスが彼らの第一の関心であり、これからグラース市の地元の香水を日本に紹介し、販路を広げるというのが、グラース市の目論見であることを思い知らされたのである。

私たちは、アロマの情報を限られた書物からしか得ていない。そのため、イギリスでは健康保険でアロマテラピーができる、とか、フランスでは医師がアロマテラピーをしている、などと、ありもしないイメージを持ちやすい。また、そのように精油の業者が「医療用精油」などと称したりもする。

本当はなんなのだろう。私たちは、未だに欧米に権威を感じ、その威光を利用した業者の偏った情報に惑わされやすい。そのような情報を鵜呑みにしないように注意が必要である。
by libranatutherapy | 2012-08-06 15:02 | アロマの履歴書